那須岳は「風の山」。出発前の【3分ブリーフィング】で安全度UP

1つの予報だけで判断せず、最低3つの情報源をクロスチェック。
山岳特化Mountain Forecast
可視化SCW天気予報
広域tenki.jp
ライブカメラ
ロープウェイ運行

STEP
まず“風”でふるいにかける(那須は風山)

〜9 m/s 

通常行動可
(強風帯は注意)

10–14 m/s 

強風注意
軽装・初心者同行なら短縮/撤退前提

15–19 m/s 

撤退検討
稜線は避け、樹林帯中心 or 中止

20 m/s〜 

中止推奨
(ロープウェイ停止しがち)

STEP
雷は「いつ来るか」で判断=夏季は午後悪化=
  • SCW積乱雲の湧き始め時刻を確認。Mountain-Forecastの雲量/対流指標も重ねて見る。
  • 兆候=即撤退:遠雷/急な暗転/冷たい下降気流。
  • 計画は午前中ピークアウト正午〜13時下山開始を基準。
STEP
気温は「標高差」で脳内補正
  • 目安:−0.6℃ / 100m。麓との差で山頂を概算。
  • 那須岳山頂(1,915m)は麓より7〜10℃低いことが多い。
  • 強風時は体感がさらに低下 ⇒ 防風+保温を一段上へ。
STEP
視界=雲底の高さ
  • Mountain-Forecast雲の高度で、稜線(1,800–2,000m)が雲の中か判断。
  • ライブカメラで実写をクロスチェック(死角も意識)。
STEP
雨・雪は「流れ」を見る
  • SCWのレーダー×風で通過帯のタイミングを把握。
  • 広がる雨か通り雨か/滞留するかを見極め、避けられない時間帯は行動短縮
STEP
不確実さ前提でプランA/B/C

プラン例

  • A:予定ルート(稜線通過)
  • B:短縮・低標高へ(樹林帯往復)
  • C:中止(近隣の低山・観光)

カットオフ時刻(引き返し時刻)を決め、そこで感情抜きに判断。

出発当日の最終チェック(駐車場で60秒)

1⃣ 視界
ライブカメラ:雲の流速・視界・噴煙のなびき

2⃣ 運行
ロープウェイの運行/強風停止

3⃣ 雨雲
この後2–3時間の動き

4⃣
最新の突風予測(更新の有無)

5⃣ 違和感
予報と体感がズレたら安全側に(撤退も選択肢)

現場での即時判断フレーズ

  • “立てない横風”=突風15m/s超のサイン → 稜線を避ける/撤退
  • 遠雷1回でも:低地へ、尾根・独立樹を避け、金属は体から離す
  • ガス濃度↑・道標消失:可視範囲が等高線1本(数十m)未満→戻る
  • 手が効かない寒さ:低体温の初期。濡れを断ち、風を遮り、糖+温飲料